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動物好きは偏屈が多い

動物好きは偏屈が多い。

母の言葉である。


新年にあたり心機一転とするわけだが、今年の計の中に「ブログを頻繁に更新する」とあったはずだが、早々にこの体たらく。
まずこの根性。コイツを叩き直さねばと、一つ着火剤を添えてみた。何を添えたかは後ほどに、大分後ほどに。。


さて、母は動物を飼うことを嫌う。私が子供の頃からであり、今でも動物を飼うことを嫌う。
子供の頃に、強請ってアンゴラモルモットとリスをデパートで買ってもらったことがある。
アンゴラモルモットは、私の飼育が行き届かず、死なせてしまった。
リスは、やはり私の管理がずさんで、野良猫に狩られてしまい、その野良猫に八つ当たりした結果、ひどく近所のおばさんと私の母に怒られたことがあり、この顛末は以前に記事にして載せたことがある。
小学生の時であった。


父は父で、船乗りであるにもかかわらず、どこかで動物を拾ってくるなり譲り受けてくるなりして、我が家に連れてきては、そのまま家族に丸投げして海に帰っていった。身勝手な動物好きであった。

母の意思とは反対に、なんだかんだで動物とは関わりながら生きてきたのだが、世間で言う動物を飼うことに因る情操教育とは全く異なり、私たちはとにかく動物と関わり共に生きてきたような気がするのだ。

母の人生の中で知り合った人間が、動物好きの父を含めて、殆どの人間が偏屈であったのだろうかわからないが、よく「動物好きは偏屈が多いねぇ」と言うのである。

因みに私が少しばかり斜に構えて生きようとしていた頃に、念願の猫を拾い強引に長屋で飼ったことがあったのだが、その時に一番可愛がっていたのは、多分、母だったと思う。次に妹。
母は口論になると、「そんな猫捨てちまいな」と言い「犬や猫のことを畜生って言うんだよっ」と吐き捨てるように言ったりもしていたのだが、私が定時制高校なので、仕事場からそのまま高校に行っていた間、猫のご飯の面倒をみていたのは母であった。

猫の動作や、猫の様子をつぶさに見て体調の変化に気づくのは必ず母であり、動物病院の対応が悪く烈火のごとく怒り、自力で当時評判の良い病院を見つけてきたのは母であった。

19年生きた猫が逝く時に、声を上げて泣く妹とは対照的に、ホロホロと涙をこぼし噛み締めるように猫の葬儀の段取りをしていたのは母であった。


母は今、心臓を患い、医師から生活のあれこれをうるさく言われながらも、「ふーんだっ」って感じで強く生きているのだ。

道で猫や犬を見かけると、しばらく立ち止まり話しかけていたりする。


母は人間と動物の関係のあり方を、実はよく知っているのではないだろうか。

猫が野良猫として生きている。人が野良猫を嫌い、どこかへ追いやろうとする。動物に愛玩動物として値段をつけて売買をする。野良犬を人が駆逐していき、野良犬が激減していった。盲導犬と人間との感動的な関係。厳しい基準をクリアする警察犬。

もしも、世の中の自動車の数が十分の一だったら。もしも、自動車道路がなかったら。もしも、人間が文明など築かなかったら。もしも、人間がいなかったら。


そんなことは、考えても仕方のない事で、すべてを受け入れた上で、どのようにこの世界で生きていくのか。
どのように、ともにこの世界で猫達と生きていくのか。

母は、冬の抜けるような空の下、陽の当たる駐車場で日向ぼっこをしている猫達に話しかけながら、その答えはとっくの昔に解決済みで、楽しく人間の背負う「業」を噛み締めているのかもしれない。そんな気がしたのだ。



原因がどうであれ、動物の寿命は種の違いはあれど、必ず訪れる。

外見が不憫で汚らしい猫を、不憫だ不憫だと嘆くのは人間の勝手である。当の本人(猫)は、そう思っていなかったりするとかなり失礼な話だ。
しかし、そう見えてしまうのは人間であるから、それをまた失礼だといっても、人間をやっていると、どこをどう直せというのだと、おかしな方向に議論は空を舞っていく。

私のこの偏屈なブログに、それでも足を運んでくれる、稀有なブロガーがいるのだが、彼女があるだけの愛情を注ぐ、愛猫が虹を橋を渡った。きっと渡った。良い子は渡るものなのだ。

たまちゃんと言う。

私達人間が、動物の死に悲しんでしまうのは、お門違いと言われようが、それは性なのである。
たまちゃんには理解不能かもしれないが、自然に訪れる「死」に対して、人間はあまりにも感情的に弱い。
私も弱い。

昨日までそこに居たはずの猫が、今日には居てくれない。

そんな当たり前のことに弱いのだ。私たちは。

だから、たまちゃん、虹の橋で散々遊んだならば、いずれまた現れるのだろうから、その時にはまた気付こうが気付くまいが、Sabimamaの近くに現れて人生の指南でもしてあげてください。


たまちゃん、Sabimamaさんをよろしく。






この記事をたまちゃんに捧ぐ。








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コメント

No title

あ〜びっくり!トラックバックの意味がわからなかった!
ご自身の動物体験が…深いですね。恐れ入りました。
人間が「私が」見て、「汚い汚い」なんて失礼な話し!
たまちゃんは、必死に生きていました。
出逢うのは運命でしたよ。
疑う余地もありません!
有り難うございました。

No title

お母さまがシャイだったかな?
そう思いました。
可愛い〜と、スリスリしたり、抱っこしてみたり・・・
留守番の最中に、秘かな楽しみでベタベタだったかも!!
カタチには出さなくても深い愛情を持つ
清らかな心をお持ちだったのです!

Re: No title

〉〉sabimamaさん

シャイなんでしょうね。
動物への愛情は、家族一なのかもしれませんね。

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